カウンセラー紹介
- S
- 2017年10月18日
- 読了時間: 2分

<ご挨拶>
はじめまして、臨床心理士の佐々木宏美です。このたび新たにカウンセリングスペースPAZのメンバースタッフとなりました。面白そうなことはやってみたくなる性分でして、趣味は洋裁、和裁、着物を着ること、茶道、ギター、ピアノ、消しゴムはんこ製作、レジンクラフトなど、数え上げたらきりがないほどです。
今まで携わってきたのは、国立医療長寿研究センターの心理検査、養護施設のプレイセラピー、学校のカウンセリングが中心でした。現在は7歳男児の子育てをしながら学校(小学校から高校まで)を中心に勤務しています。
PAZでは久しぶりに私自身も大好きなプレイセラピーを行うことができるので、とても楽しみです。遊びを通して自己表現の幅を広げたり、自己理解を深めてゆくことが期待できますので、お子さん自身が現実に起こる様々な問題を対処してゆく力がつきます。
<我が子の子育てで実験してみる>
医療長寿研究センターだけは成人の方対象でしたが、それ以外はほとんど子どもさん相手の仕事でしたので、「子どもが健やかに育つために何が必要か」を心理士として常に考えてきました。そして、それを我が子の子育てにおいて実験するという、とんでもない母親なわけですが(笑)、我が子を通して得た見地をここでご紹介してゆきたいと思います。
まず、我が子は「横たわらせない子」と言いましょうか、まだ自力でおすわりできない時期は、ベビーベッドに寝かせられると激しく泣く子でした。仕方ないので、ほぼ一日中抱っこかおんぶです。「抱き癖がつくから抱っこしすぎないように」という年長者の言葉がよく論争になりますが、確かに抱き癖はつくと思います(笑)。ただ、十分に抱っこやおんぶされた子の情緒は安定するとも言えます(まれに抱っこやおんぶを嫌がる子もいます)。私も夫も義母も、腱鞘炎になったりぎっくり腰になったりしましたが、不安いっぱいで生まれてきた我が子の情緒は、長時間の抱っことおんぶでだいぶ安定しました。今もまだ少し不安を感じやすい傾向はありますが、いつも機嫌が良く穏やかな性格です。
<安定した人格の基礎とは>
子育ては「安心させる」「安全を保障する」の連続なのかもしれません。そして子ども自身が「この世に存在していても大丈夫」「自分はここにいて大丈夫」という思いを持てることこそが、安定した人格の基礎となるのかもしれません。
まだまだ道の途中ではありますが、今後も我が子を通して学んだことをここでみなさんにお伝えしてゆきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
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