自分らしさってなんだろう?
- O
- 2019年4月9日
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〇〇らしさ‥
女らしさ、日本人らしさ、学生らしさ…
色々な〇〇らしさという言葉があります。
では「自分らしさ」とは一体どういうものなのでしょう?
私たちの社会は色々な〇〇らしさに溢れています。
社会の中で期待される〇〇らしさから外れてしまうと、周りから叱られたり、注意されたり、白い目で見られたりすることがあります。あまりにも〇〇らしさが当たり前のものとして周りから言われるので、それから外れてしまう自分は「ダメな人間」ではないかと自分を責めてしまうこともあります。
例えば「痩せて綺麗で愛嬌がない、【女らしくない】私はダメなんだ」とか「家事が苦手でお惣菜ばかりに頼ってしまう【母親らしくない】私はダメなんだ」とか。
でも〇〇らしさそのままの完璧な人って本当にいるのでしょうか。
私はいないと思います。
私がお話ししている方たちの中には、色々な人の良いとこばかり、よく見えるところばかりを取り出して自分と比べて、ダメだと落ち込んでしまう人がいます。
「Aさんは子どももいて働いているのにおしゃれで綺麗なのに、私はダメだ」
「Bさんは料理をなんでも手作りして節約しているのに、私はダメだ」
のように。
でもよくよくお話し聞いてみると、Aさんはお料理が苦手でお惣菜や冷凍食品を駆使して、うまいこと家事を手抜きしています。Bさんは専業主婦で働いていないのでお料理に手をかける時間があリます。人それぞれ良いところと苦手なことがあり、両方含めてその人なのにそこを分離してしまうのです。
あらゆる人の良いところだけを集めた完璧な人を自分の中で作り出して、そのワンダーウーマン相手に自信をなくしてしまっているのです。
自分らしさとは、自分の気持ちを肯定し、私は私、私はこれでOKと思えた時に自然と出てくるものだと思います。それは「完璧な私」でもなく「ダメな私」でもなく、「いいところも悪いとこもあるただの私」を大切にできることです。
〇〇らしさに惑わされず、「〜しなければならない」という声に押しつぶされず、「〜したい」という気持ちと両立できるようになれるといいなと思います。
「〜しなければならない」という声に押しつぶされそうになったら、ぜひ「したいこと」を書き出して見ましょう!自分の輪郭がはっきりとしてくると思います。
またどうしても〇〇らしさが苦しいときはぜひご相談ください。
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