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前回に引き続き、子育てについてのお話です。

  • S
  • 2017年11月9日
  • 読了時間: 2分

前回はこちら

子育ては楽しい!子育ては幸せ!というポジティブな面だけで、本当の子育ては語れません。毎日繰り返される子育ての日々の中で、一体これがいつまで続くのだろうとうんざりすることもありませんか?

子どものオムツを替えている間に電話が鳴り、その上玄関のチャイムが鳴って来客、という「なんでこういう時に限って」現象や、子どもが熱を出してギャン泣き、下痢が続いて替えの服が足りなくなったのに雨降り続きで乾かないし干してる暇もないのに夫まで熱を出し・・・という「こっちが泣きたいよ」現象など、悲劇エピソードは必ず子育て家庭ならどこにもあるのではないでしょうか。

早くこんな日々が終わればいいのに、自分の時間が欲しい・・・と思ったことは私も何度もありました。では、一体「子育てが終わる時」っていつなのでしょうか?

動物の世界では、親が子どもに「自分の力で生きてゆく術」を教えます。飛び方、泳ぎ方、えさの捕り方、求愛のダンスの仕方など、その術も様々ですが、「このスキルがあれば一人でも生きていける」という種類のものでしょう。

そう考えると人間も同じですね。子どもが社会の一員として自立すること、親が亡くなった後も自分の力で生きてゆけることが子育てのゴールで、そのためのスキルを身につけさせるのが親の務めです。

そう考えると、「先回りしてやってあげる」「答えを出してあげる」ことは、子どもの自立を助けることにはならないのです。

「こういう風にすればいいでしょう〜」と言いたくなるのをじっと我慢して、子どもがどんな風に行動するか見てみましょう。時々、なぜそうしたかを聞いて子どもの考えを知ろうとしてください。案外子どもの中にちゃんと答えがありますよ。それは自立への第一歩であり、「子どもを信じること」でもあります。

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