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障害者差別解消法が施行


今年4月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」が施行されました。

さて、どんな法律なのでしょうか?

大きく2つあります。

1つは、国、自治体、行政、企業は障害を理由とした差別をしてはいけませんよというものです。これは当たり前ですね。差別しちゃいけませんよということです。当たり前のことでもこうやってちゃんと法律として書かれることは大切です。

そしてもう1つは、国、自治体、行政、企業は障害があることで、社会的に不自由や不都合がないように、支援、配慮を提供しないことはダメですよ。要するに、何もしないこと自体を禁止しているのです。

この法律のすごいところは、「差別しちゃダメなのは当たり前。必要な支援をしないこともダメよ」っていうことです。

これによって私たちの社会は、障害があろうとなかろうと、自由に生活でき、教育を受け、働くことができるようになります。

障害があることで生まれる、「生きにくさ」をできるだけ社会でみんなで負担しようということです。

この理念はとてもすばらしいものだと思います。

正直、今の段階ではかなりその理念を達成するには長い道のりがありそうですが、目標を定め、対策を立て、法律化したことは、大きな一歩だと思います。

これからの社会がより良いものなることを期待したいです。

pazでは特別支援の支援計画や支援方法などのご相談もお受けしております。学校でもこの法律は重要です。うまく学校とやり取りできないな、今後どうしたらいいのかわからないなというときは是非ご相談ください。

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