不安と子どもとEMDR
- O
- 2016年1月22日
- 読了時間: 2分

ようやく冬休みから学校のリズムに慣れてきた頃でしょうか?
それともなかなか冬休みのお寝坊が抜けなくて困っていますか?
お子さんの中には、生まれ持った特性のためにとても慎重であったり、感覚が過敏であったり、不安が強かったりする子がいます。
私たちが迷いなく行動するためには、外の世界を認知して、理解し、自分の行動を適切にコントロールする必要があります。発達の凸凹があると、そのどこかの段階でつまずいてしまうことがあります。
そうなるとその子はとても「不安」を感じることになります。
不安を解消するために、子どもたちはたくさんの工夫をします。
例えば、
好きなことに没頭する。
何度も確認する。
音や刺激を遮断する。
同じ動作を繰り返す。
などです。
それでも不安が解消できないと、お腹が痛くなったり、頭が痛くなったりと、身体がSOSを出すようになります。
また、不安が常態化すると、不安要素がないのに関わらず、不安だけを感じるようになります。
そうなると、直接の問題を解消してもなかなか身体の不調が戻りません。
その時、EMDRで思考と不安に働きかけ、その常態化を解消することができる可能性があります。
お子さんの場合は「思考」がはっきりしていない場合がありますが、そのイメージを思い浮かべてもらいます。
EMDRは通常眼球運動ですが、お子さんの場合は膝をパタパタとタッピングすることもあります。
これによって不安を軽減することができます。
不安が強くて、生活の幅が狭まってしまうなど、お困りの時は是非pazにご相談ください。
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