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安心と安全の違い
- O
- 2016年11月10日
- 読了時間: 2分

カウンセリングの中で、セーフプレイスワークというものをすることがあります。
「安全な場所のワーク」です。
あるクライアントさんのカウンセリング中、この「安全な場所のワーク」が上手くかないことがありました。
「安全な場所」のはずなのに、何かよくない感じのものがイメージに紛れ込んでしまうのです。
コンサルテーションを受けた時に、このことについて質問をしました。
「安心と安全は違いますよね。逃げられない部屋に虎と二人きりになった時、部屋の中に檻があったらそこに入りますよね。そこは「安心」ではないけど「安全」です。」
と言われました。
確かに!!
あまり意識したことなかったですが、「安心」と情緒的なものであり、「安全」とはより現実的なものです。
とても辛い状況にある人にとって「安心」を実感するということはとても大変なことです。時間が必要になります。しかし、「安全」を確保することは、より得やすいものかもしれません。
安心は得られずらいかもしれませんが、安全を求めることから始めてみると、後から安心を感じることができる一歩になるかもしれません。
切羽詰まった状況で人間は安心も安全も感じることは難しくなります。
自分のために
何が必要なのか
何を手放すのか
何が安全なのか
それらのこと一緒に考えるお手伝いをもっともっとしていきたいと思います。
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