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「子どもにほめてもらおう」


カウンセラー佐々木です。

みなさんはふだん、家族や友人などの身近な人をほめていますか?

もしお子さんがいらっしゃるなら、「お子さんをほめてあげてください」なんて先生から言われることもあるのではないでしょうか。

今、このブログを読んでいる方の多くは、自分の身近に起こる問題に対して何か策を講じなければ・・・と思っている立場の方がほとんどではないかと思います。なので、きっと「子どもの上手な叱り方」や「子どもに対するほめ言葉」といったものにアンテナが高いのではないでしょうか。

しかし、今回は少し違います。

あなたがほめるのではなく、あなたがほめられる番です。

誰か周りの人に何かほめてもらってみてください。

そんなこと難しいと思われますか?いえいえ、簡単です。「ねぇ、私のこと何かほめて!」と言えばいいのです。

実は、8歳男児の我が子に「ねぇねぇ、ママのこと何かほめて〜」と、ふと言ってみたのです。どんな反応が返ってくるのだろうとふと興味がわき、きいてみました。

すると、8歳なりに考えたのでしょう。「ママはあったかいね!」と一言。

これは「温かい人柄」などの意味ではなく、ただ単に体温が高くて温かいという意味らしいのです。温かいことをほめられるとは思ってもいなかったので、子どもからしたら接触して気持ちいいことはポイントが高いということがわかりました。

「パパには何て言ってほめてあげる?」と訊くと、「いつも働いててえらいねってほめる」と。こちらは至極まっとうで、わたしもこっちが良かったなと邪なことを考えてしまいましたが、子どもなりに大人に気を遣えるということがわかって面白かったです。

にこにこと嬉しそうなパパを眺める8歳児の眼差しのあたたかさ。大人だってやっぱりほめられたいんですよね。そして、子どもだって意識してほめることができるのですから、大人だってできるはず。

もしお子さんやパートナーをほめる時は「ほめるところがない」なんて言わず、「手があたたかいね」でもいいので、何かほめてみてください。これからの寒い季節に、あたたかいコミュニケーションが生まれること間違いなしです。

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