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「ストレスと対処法」

  • H
  • 2018年4月23日
  • 読了時間: 3分

  4月も半ばを過ぎ、新年度から新たな環境で頑張って来られた方、大きな異動はなくてもこのところの気温変動などで疲れが出始めている方も多いのではないでしょうか?もうすぐゴールデンウィークを迎えるにあたり、楽しみな計画を立ててあともう一息と頑張っている方もいらっしゃるかもしれません。

  今回はこのような環境の変化にも関わるお話なのですが、「ストレスと対処法」について書きたいと思います。

  ストレスと聞くと悪いものというイメージをお持ちの方が多いのではないかと思いますが、ストレスには試験や試合前の程よい緊張等、実力を発揮するためにプラスに働くものもあります。

  一方、一見、ストレスとは関係なさそうに思える昇進には大きなストレスがかかっていることもあります。確かに、昇進したことは喜ばしいことですが、それに伴い、環境や役割が変化し、それに適応するには相当なエネルギーを要することになりますのでエネルギーを消費した分、疲れも出やすくなると思われます。

  ストレスを感じているのは大人だけでなく子どもも同じです。学校でも環境調整がうまく出来ていると子どもたちも落ち着いて過ごせていることが多いように思います。環境調整というのは本当に大切で、特に発達に偏りがある子供さんの中には感覚に過敏性があり、照明器具をONにしている時に発せられる音をストレスに感じていたり、椅子をガタガタと動かす音がダメだったり、先生が大声で他の子を叱っている声が苦手だったり、窓側の席はまぶしくて苦手だったりと周囲が理解して配慮しないといけないことがよくあります。

  生きている以上、ストレスをゼロにすることはできませんので、まずはストレスを早めに自覚し、自分にあった対処法を見つけておくことが大事なのではないかと思います。ストレスがたまってくると体に症状が出ることはよくある話です。頭痛や肩こり、腰痛、肌荒れ等、症状はいろいろですが、身体症状は一つのサインになります。寝つきが悪くなったり食欲が低下する等、生活面にも支障が出てくるようになるとかなりストレスがたまっていると考えられますので、無理せず早めに医療機関を受診することを検討した方が良いと思われます。

  ここで無理をすると結果的に回復が遅くなってしまう場合もありますので、注意が必要です。対処法はいろいろありますが、私がよく勧めるのは呼吸法です。いつでもどこでも簡単に取り入れられるので知っておくと良いと思います。それと一人で抱え込まないためにも相談相手を確保することはとても大事だと思います。特にお子さんの場合は学校の協力も欠かせませんので、学校で話しやすい先生に相談されると良いと思います。

  最後に、呼吸法のやり方ですが、鼻から息を吸って、口からゆっくり息を吐きます。最初に息を吐くとやりやすいです。

  最初に息を吐き、1,2,3で鼻から息を吸って、4で軽くとめ、5,6,7,8,9,10~でゆっくり口から息を吐くのが目安ですが、ご自分のペースで大丈夫です。

  息を吐く時にイライラや緊張、怒り等を吐き出すイメージで、また、息を吸う時にきれいな空気を取り込むイメージでやるとより良いです。

  5~10分くらい続けていると最初は効果を実感しにくくても練習してやっているうち効果を実感できるようになってくると思いますので、是非、おためし下さい!

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