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「夏休みの過ごし方」


  皆さん、こんにちは。林です。もうすぐ夏休み、今から心待ちにしている子どもたちも多いことでしょう。夏休みと言えば、たくさんの宿題もあり、今からうんざりしている子もいるかもしれません。親御さんにとっては、お昼御飯の仕度など、家事が増えてやりくりに頭の痛い時季かもしれません。

  五月雨登校のように学校を休みがちな子どもの場合、夏休み明けは要注意です。9月1日問題もそうですが、休み明けから不登校になるケースが多いようです。学校を休むというのは、子どもたちからのSOSだという考え方もあり、しっかり休ませて充電させる方が良いというのは確かですが、親御さんにとっては、出来る事なら休まず学校に行って貰いたいというのが正直なところではないでしょうか。

  親御さんサイドに立って考えると、夏休み明け、子どもたちが元気に登校できるように夏休み中に出来る事を考えておくことは大事なのではないかと思います。夏休み中、私が特に大事に思うのは生活リズムの維持です。長期の休みに入るとどうしても夜更かししがちで昼夜逆転しやすくなります。少しの間なら問題ないと思いますが、夏休み終了前にはリズムを戻していく必要があります。

  私が子どもの頃は、毎朝、近所の公園でラジオ体操をやっていて、それに参加するのが日課となっていました。それに参加することで早寝早起きを維持出来ていたように思います。最近は、このような取り組みがどの程度、実施されているのか分からないのですが、地域でやっていなくても個人個人でやってみられると良いのではないかと思います。毎朝同じ時間にラジオ体操をやって、参加出来たらシールかハンコを貰うということを夏休みの日課にしてみるという提案です。

  そして宿題。これは私も荷が重かったのですが、荷を一日でも早く軽くしたい気持ちが強かったので、夏休みの初めに7月中に宿題を終わらせるという目標を立て、7月中は毎日集中して宿題に取り組んで、8月は日記だけで自由に過ごせる時間を謳歌していました。このやり方が良いかどうかは別ですが、このようなやり方が合う子もいるのではないかと思います。

  ある先生は、宿題は親子がコミュニケーションをとることも大事な目的だと言っておられました。しかし、私の両親は共働きで私が宿題をしている時間帯には仕事に出ていたため、近所の同じ学年の友達と一緒にやることが多かったように思います。それでも仕事が休みの日には宿題を見てくれることもあり、やれる範囲で見てくれていたことに今でも感謝しています。

  ご家庭でそれぞれ夏休みの過ごし方について話し合う機会、私の実家では「家族会議」と言っていたのですが、そのような場があっても良いのではないでしょうか。

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