「私の気持ちの切り替え方」
- counselingspacepaz
- 2018年5月29日
- 読了時間: 3分

皆さま、こんにちは。カウンセラーの林です。新年度となり、新しい環境になじむために頑張った疲れが出たり、気温差の影響などもあり、体調を崩されている方が多いのではないでしょうか。
小学校ではこの時期に運動会というところも多いようで、子どもたちは毎日、練習を頑張っています。先生方も準備に大忙しです。先生方のご多忙ぶりを見るにつけ、本当に頭の下がる思いがしているのですが、忙しくてもどんなに疲れていても笑顔で子どもたちに接しておられるのはさすがだなと思います。ご家庭でもきっと子どもたちの頑張りを応援すべく、怒涛の毎日を送られているのではないでしょうか。
私自身はというと、少し疲れが溜まってきているなと感じています。また、エネルギーを費やしたことがうまく行かず、気持ち的にも下向きになりそうな日がありました。このような時、私はまず、好きなものを食べ、睡眠時間を確保するようにしています。目が覚めたらコーヒーを飲み、しっかり朝食を取るようにしています。すると頭がすっきりして元気を取り戻せることが多いです。
しかし、今回はまだ少しもやもやした気持ちが残っているように感じたので、呼吸法をしたり、いろいろな角度から考えてみたり、それも疲れたら、読書をしたりして気持ちを切り替える試みをしました。読書は、辻村深月さんの「かがみの孤城」を読んでいます。お世話になっている教育委員会の先生のお勧めで知って読み始めたのですが、不登校の生徒の心情がよく描かれていて、この先、読むのが楽しみです。
このように私なりにいろいろと気持ちの切り替えをしていますが、日常に追われてやるべきことをやっているうちにいつの間にか忘れてしまっていたということもしばしばです。また、時間が解決してくれるということもあり、待つのが仕事と感じることも増えています。
ある研究会では、支援者自身のメンテナンスも大事であるというお話があり、常に甘い物やコリをほぐすグッズを持ち歩いているという先生のお話を伺ったことがあり、私も真似をしています。甘い物やほぐしグッズには即効性があり、一時的でも効果があるように感じています。また、お勧めのお店を聞きつけて、行ってみる計画を立てたり、今の時期だと新緑を見ながら散歩して外出するのも気分がいいです。信頼できる人に相談するのもとても有効だと感じていますが、相談できない場合もありますので、自力で対処できる方法をなるべく多く持つように心がけています。
皆さんはどのような気持ちの切り替え方をお持ちでしょうか。気持ちの切り替え方法を自分なりにリストアップしておくと良いという話も耳にします。リストアップしておくと頭が回らないくらい疲れているときも参考に出来て良いように思います。ご家族や友人、職場の方と共有しながらリストの項目を増やしていけると良いのではないでしょうか。
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